2歳娘の英会話教室を半年でやめた話

育児・育休

私は英語が話せません。

だから英語を話せる人を見ると、今でもかっこいいなと思います。

海外旅行でも困らない。

仕事の選択肢も広がる。

英語の情報にも直接触れられる。

英語ができるだけで、見える世界が広がる気がします。

そして正直に言うと、私が英語を話せないからこそ、娘には話せるようになってほしいと思っていました。

自分ができなかったことを、娘には経験させてあげたい。

そんな親心もあったと思います。

だから娘には英語で苦労してほしくない。

そんな思いから、2歳の娘を英会話教室に通わせることにしました。

「3歳までがゴールデンタイム」を信じていた

当時よく目にした言葉があります。

「3歳までが耳のゴールデンタイム」

「小さいうちから英語に触れた方がいい」

娘は3月生まれです。

同じ学年の子と比べると少し幼く見えることもありました。

だからこそ焦りもありました。

今のうちに何かしてあげたい。

親としてできることは全部してあげたい。

そんな気持ちだったと思います。

家ではおしゃべりなのに

娘は家では本当によくしゃべります。

朝から晩までずっとしゃべっています。

でも外では恥ずかしがり屋です。

英会話教室でもなかなか声が出ませんでした。

そんな娘を見て先生が言いました。

「この子、しゃべりますか?」

家ではめちゃくちゃしゃべりますけど!?

私は心の中でそう思いました。

今なら先生に悪気がなかったこともわかります。

でも一人目育児真っ最中だった私は、その言葉に少し傷ついてしまいました。

保育園の先生たちは娘のことをよく知っていました。

3月生まれなことも。

慣れるまで時間がかかることも。

小さな成長もたくさん褒めてくれました。

だから余計に、英会話教室では娘のことを分かってもらえていない気がしてしまったのかもしれません。

英語より大変だったこと

実は一番大変だったのは英語ではありません。

レッスンの時間です。

開始は15時30分。

娘のお昼寝時間とかぶっていました。

英会話教室に合わせて昼寝させる。

でも寝ない。

やっと寝たと思ったら起こさなければいけない。

機嫌が悪い。

焦る。

疲れる。

毎週それの繰り返しでした。

今思えば、2歳児にとって昼寝は英語より大事だったのかもしれません。

二人目妊娠で限界だった

その頃、私は二人目を妊娠しました。

体力も気力もどんどん減っていきます。

英会話教室へ連れて行くことが少しずつ負担になりました。

英語を続けることよりも、毎日を穏やかに過ごすことの方が大切だと思うようになりました。

そして半年で退会しました。

今でも胸がきゅっとなる

今でも英会話教室の前を通ることがあります。

そのたびに少し胸がきゅっとなります。

もしかしたら続けていたら英語が好きになっていたかな。

もっと頑張れたかな。

そんなことを考える日もあります。

後悔しているわけではありません。

でも少しだけ、心に引っかかっていました。

そして今、また迷っている

娘は3歳になりました。

最近、お友達が英会話を始めたと聞きました。

その話を聞いた瞬間、あの英会話教室のことを思い出しました。

また始めた方がいいのかな。

やっぱり英語は早いうちがいいのかな。

そんな気持ちが頭をよぎります。

SNSを見れば、英語教育の情報はたくさん流れてきます。

英語が話せる子。

ネイティブみたいな発音の子。

見るたびに少し焦ります。

でも、そのたびに思うのです。

これは娘のためなのか。

それとも、英語ができなかった私の憧れなのか。

でも娘は今日も楽しそうだ

そんな私の横で、娘は今日も公園を走り回っています。

お友達と笑って。

虫を探して。

どろんこになって。

全力で遊んでいます。

その姿を見ると、あの時の選択も間違いではなかったのかなと思います。

英語ができるようになってほしい気持ちは今もあります。

でも、それ以上に今しかないこの時間を大切にしたい気持ちもあります。

おわりに

育児をしていると、正解のない選択ばかりです。

英会話を続けるのが正解だったのか。

やめたのが正解だったのか。

今でもわかりません。

ただ一つわかるのは、あの時の私は娘のことを一生懸命考えて決めたということです。

だからきっと、それでよかったのだと思います。

英会話教室の前を通るたび胸がきゅっとなるのは、後悔しているからではなく、今も娘のことを大切に思っているからなのかもしれません。

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