ブログを始めて2週間。
読んでくれるのは母だけでした。
その母も最近は読んでくれません。
(笑)
「誰でもいいから読んでほしい」
そう思って始めたのがXでした。
最初の投稿はほとんど反応がありませんでしたが、自己紹介を固定ポストにした途端、インプレッションが4000を超えました。
フォロワーもどんどん増えていきます。
3日で450人。
正直、楽しかったです。
数字が増えるたびに嬉しくなりました。
もっと増やしたい。
もっと見てもらいたい。
気づけば、そんなことばかり考えていました。
私はもともと営業職です。
人と話すことも、新しい人とつながることも苦ではありません。
だから交流も苦になりませんでした。
むしろ得意な方でした。
フォロワーが増えなくなると、さらに交流を増やしました。
コメントをして、いいねをして、フォローをして。
でも、ある日ふと気がつきました。
娘が「お水」と言いました。
私はXの画面を見たまま、「ちょっと待って」と言いました。
フォローしてくださいと言ってきた、顔も知らない誰かへの返信を書いていたからです。
娘はもう一度言いました。
「お水。」
「待ってって言ったでしょ」
娘は泣き出しました。
私はようやくスマホを置いて、水を渡しました。
でも、正直に言います。
少しだけイライラしていました。
邪魔された、と思ってしまったのです。
顔も名前も知らない人の対応を優先して、3歳の娘を泣かせて、それでも通知が気になっていました。
そのとき初めて、変だと思いました。
「私は何のためにXを始めたんだっけ?」
私が欲しかったのはフォロワーだったのでしょうか。
違います。
私が欲しかったのは、ブログを読んでくれる人でした。
でも現実は違いました。
フォロワーは450人。
なのにブログを読んでくれる人は2〜3人。
数字だけ見れば成長しているように見えます。
でも本当に欲しかったものは、ほとんど増えていませんでした。
それどころか、ブログを書く時間まで減っていました。
娘の「お水」という声が、まだ頭に残っていました。
ブログを書きたくてXを始めたのに、Xのせいでブログも書けず、娘を泣かせていた。
そこで私はようやく気づきました。
目的と手段が入れ替わっていたのです。
ブログを読んでもらうためのXだったはずなのに、いつの間にかフォロワーを増やすことが目的になっていました。
もちろん、フォロワーを増やすこと自体が悪いわけではありません。
仕事につなげたい人もいるでしょう。
商品を売りたい人もいるでしょう。
でも私には、その時の明確な目的がありませんでした。
ただ数字が増えるのが楽しかった。
ただそれだけでした。
だから一度アカウントを停止しました。
そして改めて考えました。
私は何をしたかったのか。
答えはシンプルでした。
ブログを書きたかったのです。
誰かの役に立つかもしれない育児の話。
失敗談。
商品レビュー。
出産の記録。
そういうものを書きたかったのです。
もし今、私と同じようにSNSの数字に振り回されている人がいたら、一度立ち止まって考えてみてもいいかもしれません。
その数字は、本当にあなたが欲しかったものでしょうか。
娘の「お水」という声を、私はまだ覚えています。
フォロワーが欲しかったんじゃない。
私はただ、ブログを読んでほしかっただけだったのです。
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