新生児黄疸は、生まれたばかりの赤ちゃんによく見られる症状です。多くは自然に改善しますが、数値が高い場合は光線療法を行うことがあります。
息子が生後3日目の時、新生児黄疸と診断され光線療法を受けました。
先生からお話があります」
そう助産師さんに言われた瞬間、頭が真っ白になったのを今でも覚えています。
大きな病気だったらどうしよう。
産後の不安定な心には、その言葉だけで十分すぎるほどの衝撃でした。
今、息子は9ヶ月になり元気いっぱいに成長しています。
もし今、新生児黄疸と診断されて不安な気持ちで検索しているお母さんがいたら、私の体験が少しでも安心材料になれば嬉しいです。
「黄疸で預かってもらえるなんていいな」と思っていた私
娘が生まれた時はコロナ禍でした。
面会もなく、他のママと話す機会もなく、一人目育児は本当に孤独との戦いでした。
夜間授乳も辛く、助産師さんから
「辛かったら預けてもいいからね」
と言われても、
「自分の子どもは自分で見なきゃ」
という妙な責任感があり、なかなか預けることができませんでした。
そのため支援センターで、
「うちの子、黄疸で2日くらい預けられてたんです〜」
という話を聞いた時は、
「大変だっただろうけど、少し休めて羨ましいかも」
なんて思っていました。
でも、それは完全に他人事だったんです。
いざ自分の子が黄疸になると全然違った
実際に息子が黄疸と診断されると、とても悲しくなりました。
一緒にいてあげられない寂しさ。
何か大きな病気が隠れているんじゃないかという不安。
そして、
「あの時そんなことを思ったから黄疸になってしまったんじゃないか」
という意味のない後悔。
頭の中でいろいろな感情がぐるぐる回り、本当に辛かったです。
私のせいで黄疸になったのかもしれないと思った
一人目の娘は吐き戻しが多く、私は新生児期ほとんど眠れませんでした。
寝ている間に吐いて窒息してしまうんじゃないか。
そんな不安で常に気を張っていました。
その経験があったので、二人目は少し肩の力を抜こうと思っていました。
泣いてもすぐ抱っこしない。
おっぱいも必要以上に飲ませ続けない。
もちろん愛情がなかったわけではありません。
ただ、少し楽をしようと思っていたんです。
そんな時に黄疸の診断。
病室に戻って調べると、
「哺乳量を増やすことが予防につながる」
という記事を見つけました。
その瞬間、
「私が楽をしようとしたせいだ」
と思ってしまいました。
まだ生まれて数日しか経っていない息子に申し訳なくて、何度も後悔しました。
光線療法が始まった
先生からは、
「数値は少し高いですが、そこまで心配する数値ではありません」
と説明を受けました。
治療は光線療法。
特殊な光を当てて黄疸を改善する治療です。
その際、目を保護するためにテープを貼ると聞きました。
私はそれが一番ショックでした。
生まれたばかりの赤ちゃんに目隠しをするなんて。
かわいそうで仕方ありませんでした。
不安で検索ばかりしていた
赤ちゃんがいない病室。
一人でいると、どうしてもスマホで検索してしまいます。
良い情報も悪い情報も次々出てきて、さらに不安になる。
人間って不安になると検索魔になりますよね。
母にも連絡しました。
すると、
「お兄ちゃんも黄疸で1日長く入院したよ」
「よくあることだから大丈夫」
と言われました。
でも、その時の私は全く聞く余裕がありませんでした。
だんだん目隠し姿も愛おしくなった
3時間ごとの授乳で息子に会いに行きました。
離れがたくて毎回30分くらい授乳していたので、実質2時間半ごとの面会です(笑)
私の出産した病院ではミルクをみんな同じ部屋であげる仕組みだったため、他のお母さんたちとも交流できました。
その中で、うちの子だけ目をテープで隠しています。

最初はかわいそうで仕方なかったのですが、見ているうちにだんだん愛おしくなってきました。
なんだか強そうな妖怪を産んだみたいで(笑)
漫画でたまに出てくる、人間じゃない姿で生まれてきた赤ちゃんみたいな感じです。
その時ふと、
「きっと私はどんな姿でもこの子を愛せるんだな」
と思いました。
母親ってそういうものなのかもしれません。
光線療法は1日で終了
1日光線療法を受けると数値は下がり、母子同室に戻ることができました。
そして無事、一緒に退院。
光線療法の後は本当に肌が白く見えて、
「私もやってもらったら美白になるかな」
なんて思ったのを覚えています(笑)
現在9ヶ月。とても元気です
退院後は授乳もしっかり行い、窓際で直射日光を避けながら過ごしていました。
また私はO型なのですが、O型のお母さんの赤ちゃんは黄疸が出やすいこともあるそうです。
黄疸の子はよく寝ると言われていますが、息子も本当によく寝る子でした。
おかげで上の娘との時間も作ることができました。
2週間健診も1ヶ月健診も問題なし。
現在9ヶ月になりましたが、とても元気に成長しています。
ちなみに、
「黄疸の子は色白になる」
というネット情報も見ましたが、息子は色黒です(笑)
今、自分を責めているお母さんへ
もし今、新生児黄疸と診断されて、
「私のせいかもしれない」
と自分を責めているお母さんがいたら伝えたいです。
大丈夫です。
私もたくさん自分を責めました。
たくさん検索しました。
たくさん泣きました。
でも今、息子は元気いっぱいです。
だからどうか自分を責めすぎないでください。
そして、赤ちゃんを見てもらえるなら今のうちに少し寝てください。
退院したら、びっくりするくらい忙しくなります(笑)
※黄疸で落ち込んでいた時、たまたまテレビでロバート秋山さんのロケ番組を見ました。あまりにも面白くて少し気持ちが楽になりました。不安な時は検索をやめて、お笑いを見るのもおすすめです。
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